薄毛に関する豆知識

■薄毛の原因ってご存知でしょうか?

ここでは、薄毛とはどんな状態のことかということに焦点を当てて考えていきます。

薄毛になる原因として元々その人が持っている遺伝的な要素やホルモンの影響だったり、後天的な原因としては日常感じるストレスや食生活などが考えられています。そもそも薄毛という状態は髪の毛の量が減ってしまい地肌が隙間から見えている状態をいいます。

薄毛にも2通りあり、髪の毛自体の本数が減少して起こる場合と、髪の毛が細くなる場合とあります。

髪が生えてから成長して抜け落ちるという一連の流れをヘアサイクルと言いますが、このヘアサイクルの中に成長期という期間があります。毛の生え始めから毛が成長して止まるまでの通常2年から6年くらいの間をヘアサイクルの成長期といいます。近年の研究で、この期間に髪の成長が十分なされないことが薄毛の原因となっているのです。

◯男性ホルモンが影響する薄毛

遺伝的にこの男性ホルモンに影響を受ける人に多く、男性ホルモンが毛乳頭細胞の分裂が抑えることで抜け毛が増えます。また髪の毛自体が細くなる軟毛化が進みやすいのもこの男性ホルモンが大きく影響していて、ヘアサイクルの成長期が短くなり毛根自体が小さくなることで毛が細くなり伸びにくくなります。

◯脂漏が影響する薄毛

頭皮の皮脂の分泌が多いことが原因で毛穴に脂が詰まることで汚れがたまり、フケが増えたり、炎症を起こし毛根の活動が悪くなることで髪自体の成長を邪魔します。洗髪をしっかり行わなかったり、洗髪後にシャンプーの成分が洗い落とせてないことで、フケやかゆみが増えて炎症を増長させることになっている場合もあります。

◯血液循環の不良が影響する薄毛

血流が悪くなることで、髪の毛が毛乳頭の毛細血管から栄養を受けることが十分に行われなくなり、抜けやすくなったり成長が鈍ることで薄毛になります。
ストレスが原因でホルモンバランスや自律神経の乱れにより、頭皮の血流は低下します。

◯女性の薄毛

女性に起こる薄毛の原因も男性の薄毛の原因とほぼ似ているのですが、中年以降の女性に起こるびまん性脱毛症などは、加齢によるホルモンバランスの乱れやストレスに加えて、無理なダイエットや正しくないヘアケアなどが原因となり、ヘアサイクルの成長期が短くなることでコシのない薄い毛に代わり、伸びにくくなっていきます。髪の毛の主成分であるたんぱく質や髪を生成するのに必要と考えられる亜鉛や鉄、ミネラルやビタミンを含んだ食事を取りバランスの良い食生活を送っていないことが薄毛をさらに増長します。

薄毛の原因は様々ですが、薄毛の原因となっているのは何かをしっかりと知り、髪の成長の妨げになっている部分の改善に努めれば予防したり改善の方向に導けることもあります。

■育毛のツボ

育毛に効くとされているツボがあります。科学的にも効果があるようなので育毛剤を塗った後などやってみてください。毎日やることがポイントです。

百会(ひゃくえ)

効果として病気が原因で起こる脱毛症、抜け毛予防、血行促進、不眠、冷え、めまい、ストレス緩和、頭痛の改善などに効果があるツボです。頭頂部のほぼ中心にあり、押すと軽く痛みを感じるので場所を特定するのは容易で、健康のツボとして有名です。

このツボの探し方は両耳からまっすぐ頭頂部に向かってなぞっていき、眉間から頭頂部に向かった線が交差する場所にあります。わかりやすく言うと、左右の耳からの延長線と鼻からの延長線が交わる場所で、頭のてっぺんにあります。押し方は、両手の中指と人差し指を重ね合わせて、身体の芯に抜けるようなイメージでゆっくりと押し込みましょう。

天注(てんちゅう)

効果として頭痛、肩こり、抜け毛、疲れ目などにも効きますが、中でも注目したいのはストレスなどの改善に効果があるツボということです。

ストレスは抜け毛に大きな影響を及ぼしますから大変重要なツボと言えますし、百会と並んで万能なことで有名なツボなので刺激をすると様々な効果も得られます。探し方は、首筋の中央に位置するうなじの生え際にあるくぼんだ所から、身体の中心線の交わる所から、うなじに沿り外側に向かって指をずらしていくと太い筋肉があり、その外側の場所です。押し方は、手のひらで頭全体を包みこむようにしながら親指で押していきます。

風池(ふうち)

効果として血行促進、肩こり緩和、頭痛緩和、疲労回復にも効果があるツボと言われています。

肩こりの人は老廃物が体内に溜りやすいので新陳代謝が悪く、その影響で頭皮環境までも悪くなるということから抜け毛などに繋がります。探し方は、天柱から見た時に、さらに外側に指1本分の場所にあり、後頭部の生え際にあるツボです。押し方も、天柱と同じようにして親指で押し込んでいくようにします。

あ門(あもん)

効果として血行促進、首のこり改善などがあります。

探し方は、後頭部の下のうなじの生え際から少し上がったところにある中央のくぼんだ場所で、見つけやすくするには頭を後ろに傾けるといいでしょう。押し方として、あ門、天柱、風池は場所が全て近い所にありますので、親指を左右に少しずつずらしていき順番に刺激するように押していくと良いでしょう。

角孫(かくそん)

効果として血行促進、血行促進、抜け毛予防、頭痛、目や耳の病気予防などがあげられます。探し方は耳のすぐ上にある生え際のくぼんだ場所で、耳の一番高い所の裏側に位置します。

押し方は、百会に両手の中指先端を置いて親指を角孫に置き、両手のひらでつかむように親指に力をいれて押していきます。いずれのツボも指の腹で5秒づつ押していくようにし、押した後はゆっくりと力を抜いて次の箇所を押します。この繰り返しを3回くらい行うと効果的です。